波羅密多経 第四四四巻

大般若波羅密多経 第四四四巻

      • 数量
        1
      • 法量
        253×130
      • 作成年代
        応永8・9(1401・1402)年 写経
      • 作成者
      • 発行者
      • 使用者(受給者)
        奉納者 大旦那江戸重行、旦那松原妙讃
      • 材質・形状
        楮紙、折本
      • 伝来
        新宿歴史博物館で所蔵している「大般若波羅密多経」は、文安元(1444)年11月7日に、牛込郷の総鎮守であった赤城神社(新宿区赤城元町)に奉納された「大般若波羅密多経」六百巻の内の一巻である。この「大般若波羅密多経」は、新宿区にかかわる経典類としては最古の部類に属し、新宿区の中世についてだけでなく、関東の中世史を考えるためにも貴重な史料である。しかし、現在のところ全六百巻の内十四巻が確認されているだけである。なお、史料の詳細については『新宿区立新宿歴史博物館研究紀要』第5号を参照されたい。